大阪で外壁塗装する時の費用は?相場はどのくらい?
大阪で外壁塗装をする際、誰もが気になるのは費用についてですが、適正価格を評価する為には相場を知ることが大切です。
2019年の時点において、例えば大阪市内で外壁塗装をすると、60万円~120万円くらいが必要になる計算です。
これは総務省がまとめて提供するデータに基づく数字で、概算ではありますが最低でも60万円は掛かることが分かります。
当然ながら大阪府内でも地域によって差は生じますし、外壁の状態や選択する塗料、施工の範囲などでも違ってくるでしょう。
60万円~120万円という費用の相場は、外壁塗装のみを受けた場合の金額なので、同じく経年で劣化する屋根も含めると金額が増加します。
屋根を含めた外壁塗装の費用は85万円~140万円ほどで、外壁のみと比べて20万円くらい高くなります。
相場の根拠になるデータは、112.61m2という大阪市の平均延べ面積と、塗料単価や付属工事の相場などです。
塗料単価は一般的なものと高耐久性のもので、2倍くらいの開きがあります。
金額にすると2,500円~5,000円ほどですから、計算の際は検討する塗料に合わせて、単価を選択するのが良いでしょう。
市内であっても、区が変わればまた費用も変化しますし、最も安い地域と高い地域で無視できない開きが生じます。
阿倍野区は71万円~108万円の間が目安で、市内全体の平均的な金額に近いといえます。
天王寺区や浪速区は少し上回りますが、それでも75万円~120万円の間に収まります。
上限は20万円も上がりますが、大阪の中でも外壁塗装が高めの地域ですから、選択する業者や塗装によって上限に近い見積もりが算出されるでしょう。
ちなみに一番高いのは中央区で、最低でも80万円、最高で130万円弱の費用が必要になります。
反対に此花区は最高でも100万円を切りますが、約63万円~約92万円と、60万円を切るケースはまずないことが窺えます。
外壁の劣化は、常に外気にさらされる住宅の都合上、避けることは不可能ですし、そうなると定期的な塗替えが必要になってきます。
塗装がどれくらい持つかは塗料によりますし、施工の丁寧さも後々響いてくるので、明確な理由がなく安い業者は避けるのが賢明でしょう。
ある程度はお金が掛かると理解した上で、平均的な概算や該当する地域の相場に照らし合わせ、金額と施工内容のバランスが取れた業者を選択することが重要です。