【大阪市淀川区U様からのご質問】外壁塗装の悪徳業者を見極める方法とは！？

外壁塗装は金額だけで決めると結果、高くなることがあります！！

【大阪市淀川区のU様からのご質問】
Q・数年前に飛び込みの訪問業者から見積りを進められ、他にもいくつか見積りをとった結果、一番安かった最初の飛び込みの訪問業者に決めました。金額を大幅に値引きしてくれたのが最終的に決め手になりましたが、まだ数年しか経ってないのに既に剥げてきています。新しい業者に聞くと以前の業者がかなり手抜き工事をしていたようで、結局また塗り直しをするハメになったのですが、どのように悪質な業者か判断すればよろしいでしょうか？
 
A・ご質問有難うございます。外壁塗装で悪質な業者かどうか、見極めるポイントはいくつかありますが、まず金額だけで決めるのは要注意です。塗料のランクや平米数にもよりますが、一般的な2階建て住宅の場合、外壁塗装だけの価格の相場は100万円前後と言われています。相場より高すぎるのも駄目ですが、安すぎるのにも要注意です。
 
なぜ安すぎるのも要注意なのか。安いからには理由があるからです。
まず、ご自身が経営者だとすると価格を抑えるためにどうするでしょうか？まず思いつくのは人件費の削減。そして材料費の削減ではないでしょうか？
 
じゃあ人件費を相場より下げたとします。その会社で働く職人さんはどうなるでしょうか？最初は納得して働いてくれるかもしれませんが、やがて腕の良い職人さんは他社に流出する可能性があります。職人さんも家族を抱えてますからね。そうなれば工事の品質はどんどん下がり、価格を下げないと工事を受注できなくなり、価格を下げるためまた人件費をカットする。その悪循環になります。
 
次に、仕入れ代を削減しようとした場合、多くの塗装会社は塗料専門の卸商社などから仕入れますが、余程の大手ハウスメーカーやゼネコンクラスの建設会社で年間の取引額が大幅に多くない限り、そんなに仕入れ代金は変わりません。ではどのようにコストカットするか、それは作業の工程を抜くというやり方に行き着きます。外壁塗装とはその決められた工程手順をしっかりとしないと、その塗料の性質を発揮できないようになっています。いわゆる手抜き工事をしてしまうと、10年保つと言われている塗料でも数年で剥げてきたりします。また悪質な塗装会社は塗料を決められた希釈以上の大量の水で薄めたりして使用する会社もあります。
 
結果、相場より安いとこにすると高くつく可能性があるのです。他にも悪質な業者かどうか見極めるポイントはいつつかありますがそれはまた次の機会に。
 
 

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