大阪市での外壁塗装の付帯部と対象外となる箇所を解説!
大阪市での外壁塗装の重要性
大阪市は、大阪府の中心都市であり、日本国内でも有数の経済・文化の拠点です。都市部ならではの利便性が高く、住宅やマンション、商業施設が密集しています。しかし、大阪市は年間を通じて湿気が多く、また大気汚染や排気ガスの影響を受けやすいため、外壁の劣化が早まることがあります。
外壁塗装は、こうした環境から建物を守るために必要なメンテナンスの一つです。しかし、外壁塗装を行う際には、「付帯部の塗装」や「対象外となる部分」について理解しておくことが大切です。これを知らずに工事を進めると、思わぬ追加費用が発生したり、施工後に「ここも塗ってもらえると思っていたのに…」というトラブルが発生したりすることがあります。
本記事では、大阪市で外壁塗装を行う際の「付帯部」や「塗装対象外の部分」について解説します。
目次
1. 付帯部とは?
外壁塗装をする際、「外壁」だけではなく、外壁に関連する付帯部(ふたいぶ)も塗装の対象となる場合があります。付帯部とは、建物の外観を構成するさまざまな部分のことで、塗装することで建物全体の美観や耐久性を向上させることができます。
【 代表的な付帯部の一覧 】
① 軒天(のきてん)
軒天とは、屋根の裏側(軒の天井部分)のことです。大阪市の住宅では、湿気が溜まりやすい部分であり、カビや汚れが発生しやすいため、塗装をすることで防水性を高めることができます。
② 破風板(はふいた)
破風板は、屋根の側面部分を覆う板のことです。風や雨の影響を直接受けるため、劣化しやすく、塗装をして保護することが重要です。
③ 雨樋(あまどい)
雨樋は、屋根から流れる雨水を地面に排水するための設備です。塗装することで見た目が綺麗になるだけでなく、紫外線や風雨からの劣化を防ぐことができます。
④ 戸袋・雨戸
戸袋や雨戸は、サビや色褪せが起こりやすいため、外壁塗装と一緒に塗り替えることで建物全体の美観を向上させることができます。
⑤ 庇(ひさし)
庇とは、窓や玄関の上にある小さな屋根のことです。直接雨風を受けるため、塗装によるメンテナンスが必要です。
⑥ シャッターボックス
シャッターの収納部分であるシャッターボックスも、金属製のものが多く、サビや色褪せが発生しやすい部分です。塗装によって耐久性を高めることができます。
⑦ ベランダ・バルコニーの手すり
手すりは屋外にあるため、雨や紫外線によるダメージを受けやすい部分です。鉄製の場合は特にサビが発生しやすいため、塗装が必要になります。
⑧ 外構部分(フェンス・門扉など)
外構部分も建物の印象を左右する重要な要素です。特に、鉄製や木製のフェンス・門扉は定期的な塗装が必要になります。


2. 外壁塗装の対象外となる部分
一方で、外壁塗装工事では塗装の対象とならない部分もあります。これらの部分についても事前に把握しておくことで、塗装工事の計画をスムーズに進めることができます。
① サッシ・窓枠(アルミ部分)
アルミ製のサッシや窓枠は塗装をする必要がないため、基本的に対象外となります。塗装をすると塗膜が剥がれやすいため、業者によっては対応していないことが多いです。
② ガラス・網戸
当然ながら、ガラスや網戸は塗装の対象外です。塗装時には養生シートで保護されるため、汚れる心配はありません。
③ 屋根(屋根塗装は別工事)
屋根の塗装は、外壁塗装とは別の工程となるため、通常は別料金での施工となります。屋根の劣化が気になる場合は、外壁塗装と同時に屋根塗装を依頼すると、足場代を節約できるメリットがあります。
④ タイル張りの外壁(塗装しないことが一般的)
タイル張りの外壁は、塗装をしなくても耐久性が高いため、基本的に塗装の対象外となります。ただし、目地の劣化が進んでいる場合は、シーリング補修が必要になることがあります。
⑤ 給湯器・エアコンの室外機
給湯器やエアコンの室外機は塗装の対象外です。塗装をしてしまうと、通気性や放熱性が損なわれるため、故障の原因になることがあります。
⑥ 土台や基礎部分
建物の基礎部分(コンクリート部分)は塗装の必要がなく、基本的に対象外となります。ただし、ひび割れが発生している場合は、補修を行うことがあります。
⑦ その他の設備(換気扇、アンテナなど)
換気扇やアンテナなどの設備類も塗装の対象外です。塗装をしてしまうと機能に支障が出る可能性があるため、養生で保護されるだけになります。
3. まとめ
大阪市で外壁塗装を行う際には、「付帯部」と「塗装対象外の部分」をしっかり理解しておくことが大切です。
付帯部の塗装は、建物全体の耐久性を向上させ、美観を保つために重要な役割を果たします。一方で、サッシや窓枠、屋根、給湯器、基礎部分などは基本的に塗装の対象外となるため、事前に業者と確認しておくことが必要です。
外壁塗装を検討している方は、塗装範囲や費用をしっかり把握し、信頼できる業者に相談することで、満足のいく仕上がりを目指しましょう!
【 施工事例 】


