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茨木市で築10年以上の住宅における外壁劣化の確認

はじめに

茨木市は大阪府の北部に位置し、交通の利便性が高く、自然環境にも恵まれた住みやすい街です。しかし、茨木市の住宅は長年の風雨や紫外線の影響を受け、築10年を超えると外壁の劣化が目立ち始めます。外壁の劣化を放置すると、美観を損ねるだけでなく、建物の耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。

本記事では、茨木市の住宅における外壁劣化の原因や確認の重要性、劣化が進行することで発生するリスク、そして適切な対策について解説します。

目次

茨木市の気候と外壁劣化の影

1. 茨木市の気候の特徴

茨木市は、大阪府の中でも比較的温暖な気候ですが、年間を通じて気温差があり、降水量も多い地域です。特に、梅雨や台風シーズンには強い雨が降ることが多く、住宅の外壁や屋根に大きな影響を与えます。さらに、夏場は高温多湿になり、冬場は寒さが厳しくなることもあるため、外壁の塗膜やシーリング材(目地のゴム状の部分)が劣化しやすくなります。

2. 外壁劣化の主な要因

外壁の劣化は、以下のような要因によって進行します。

(1) 紫外線の影響

太陽光に含まれる紫外線は、外壁塗装の塗膜を徐々に劣化させます。茨木市でも特に南側や西側の外壁は、日照時間が長いため、塗装が色あせたり、ひび割れが発生しやすくなります。

(2) 雨風の影響

茨木市は年間を通じて降水量が多く、特に梅雨や台風のシーズンには強い雨が降ります。外壁が劣化すると、雨水が浸入しやすくなり、内部の木材や鉄部が腐食する原因となります。

(3) 湿気とカビ・苔の発生

北側の外壁や風通しの悪い場所では湿気がこもりやすく、カビや苔が発生することがあります。これが外壁の劣化を早める要因となります。

(4) 経年劣化による塗膜の剥がれ

築10年以上が経過すると、外壁の塗膜が剥がれやすくなります。塗膜が剥がれると、外壁材そのものが直接ダメージを受けるため、さらに劣化が進行しやすくなります。

築10年以上で外壁劣化を確認する意味

築10年を超えると、外壁の劣化が顕著になってくるため、定期的に点検することが非常に重要です。外壁の劣化を早めに発見し、適切なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、大規模な修繕工事を防ぐことができます。

1. 劣化の初期症状を発見するため

外壁の劣化は、初期段階では小さな変化として現れます。以下のような症状が見られたら、早めに対策を検討するべきです。

  • チョーキング現象(壁を触ると白い粉がつく)
  • 小さなひび割れ(クラック)
  • 塗装の色あせやツヤの消失
  • コケやカビの発生

これらの症状を放置すると、雨水が壁に浸透しやすくなり、さらに深刻な問題へと発展する可能性があります。

【 劣化症状一例 】

チョーキングの劣化
外壁のひび割れ
カビ・苔
外壁の変色

2. 住宅の耐久性を維持するため

外壁の塗装には、防水性や耐久性を向上させる役割があります。しかし、塗膜が劣化すると、その機能が低下し、建物全体の耐久性が損なわれることになります。特に、ひび割れが発生すると、そこから水が浸入し、内部の構造材にダメージを与える可能性があります。

3. 修繕コストを抑えるため

外壁の劣化を放置すると、修繕費用が高額になる可能性があります。例えば、軽度のひび割れであれば簡単な補修で済みますが、放置すると外壁材の交換や内部の防水工事が必要になり、費用が大幅に増えることがあります。築10年を過ぎたら、小さな劣化でも早めに対応することで、修繕コストを抑えることができます。

築10年以上の住宅で行うべき外壁メンテナンス

築10年以上の住宅では、定期的なメンテナンスを行うことで、住宅の寿命を延ばし、快適な住環境を維持することができます。

1. 外壁の定期点検

まずは、専門業者による定期的な点検を行うことが重要です。外壁の状態を詳しく調査し、劣化が進んでいる部分を特定することで、最適な修繕方法を検討できます。

2. 外壁塗装の塗り替え

築10年以上の住宅では、外壁塗装の塗り替えを検討する時期です。以下のような耐久性の高い塗料を選ぶと、メンテナンスの頻度を減らすことができます。

  • シリコン塗料(耐久年数:約10~15年)
  • フッ素塗料(耐久年数:約15~20年)
  • 無機塗料(耐久年数:約20~25年)

外壁の状態や予算に応じて、適切な塗料を選ぶことが重要です。

3. シーリング(コーキング)の補修

窓枠やサイディングの目地に使用されているシーリング材も、築10年を超えると劣化しやすくなります。ひび割れや剥がれがある場合は、早めに補修することで雨漏りを防ぐことができます。

まとめ

茨木市の住宅は、気候の影響を受けやすく、築10年以上が経過すると外壁の劣化が進行しやすくなります。劣化の初期症状を見逃さず、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、大規模な修繕工事を回避することができます。

特に、外壁塗装の塗り替えやシーリングの補修を適切なタイミングで行うことで、美観の維持だけでなく、住宅の耐久性を向上させることができます。茨木市で築10年以上の住宅にお住まいの方は、一度外壁の状態をチェックし、必要に応じて専門業者に相談することをおすすめします。

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