外壁塗装をするときに業者選定はどうしたらいいの?
外壁塗装を業者に依頼した場合の料金には業界基準などは存在しません。
料金・品質・サービスにはバラつきがありますので、業者選定は慎重に行ってください。
大前提として考えておきたいのは、訪問営業をしてくる業者は避けることです。依頼主と施工業者には相性の善し悪しがあるので、一方的に勧誘してくる業者と契約するとミスマッチする確率が高いです。マッチングさせるためには、自分自身で責任を持って探していく必要があります。見積もりは無料のところが多いですから、数社から見積もりを取ってみるのもいいでしょう。
相手から勧誘してくる業者の場合、まだ塗装をする時期ではないのに勧めてくるケースがありえます。
外壁塗装は塗装が完全に劣化してからするのは遅すぎますが、早すぎても問題があるのです。塗膜がまだ十分に残っている状態ですと、塗料が乗りにくくなってしまう可能性があります。塗装の決断をするのはあくまで依頼主であり、依頼主が選定した業者と十分に話し合いながら決めていくのが得策です。
業者選定をするときは大手を選んでおけば、大きな失敗につながりにくいです。大手は管理体制やサービスが徹底しており、口コミや評判を気にするので丁寧な作業をしてくれるところが目立ちます。
料金は安ければよいものではなく、適正価格が好ましいでしょう。
塗装業者は他社よりも低価格を提示しようと、塗料の品質を下げてくるケースも稀に見られます。安さだけを強調してくるところよりも、品質を第一に考えているところがおすすめです。塗料は三回塗りが基本になり、一回や二回塗りでは問題があります。十分な塗膜効果を期待できませんので、三回塗りを徹底している塗装業者を選択しましょう。いくら安くても粗末に塗装をしてしまうと耐用年数が短くなるので、結果的に高上がりになります。外壁塗装の業者選定では安さよりも費用対効果に重きを置いてください。
足場はしっかりと組んで作業する業者が好ましいです。
足場なしで作業できることをアピールする業者が一部に存在しますが、足場を組まないと作業が不安定になります。作業員の安全性が疑われますし、塗装の品質にもムラが発生してくるでしょう。外壁塗装をするときは屋根塗装も勧められるケースがあるので、ここはよく考えて判断してください。別々の機会に行うとなれば、そのたびに足場を組むことになります。つまり一度でまとめて作業をしたほうが総費用を安く抑えられるのです。ただ屋根の塗膜があまり傷んでいない状態で無理に塗装をすると、結果的に高くつく可能性があるので要注意です。